鷲尾翼のブログ

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【エッセイ】#04『トラブルメーカー/ドゥ・ザ・ライト・シング』

 僕は根っからのトラブルメーカーだ。

 話している相手が気付かぬ内にイライラしていたり、人間関係がどんどん悪くなっていることが多い。加えてトラブルに鈍感なのが尚、苦行だ。

 

 しかし、身近なところに解決策はある。

 一番手っ取り早いのは、自分が苛立つ原因を反映すればいい。

 

 僕が苛立つ瞬間は、複雑で単純だ。

 人間関係では第一印象を重要視することが多い。なので、第一印象が悪いとその人とはしばらく疎遠になる。加えて、その人が自分が苦手な性格だった場合、嫌悪感を覚え苛立ち始める。

 そんな判断基準で過ごしていたら、ある結論に辿り着いた。

 

 「自分が苛立つを覚える人は、自分に似ている人だ。」

 

 相手をよく見ると、仕草や話し方がどこか似ている瞬間がある。その似ていると思う瞬間が多ければ多いほど、僕は関係性を絶ちたい。

 それと同時に鏡合わせで自分の悪いところを見せられているようで、辛い。なので、最近の人間関係は喧嘩別れというより、僕から距離を置くことが多い。

 その結果、「孤独」や「寂しい」という言葉を乱用する末路を迎える。

 

 「FUCK!」

 

 突然、この言葉を耳にしたら大多数は不快な気持ちになると思う。言葉自体の意味を調べると卑猥で横暴な意味がト書きで並べられている。しかし、映画を観ていると頻繁に出てくる。

 その違いを調べてみると、少し面白い。

 

 映画の中での「FUCK」は、一般的な和訳は「クソッ!」と表記されるときがあるが、聞き馴染みがない日本語で少し違和感を感じる。

 僕が思うに「FUCK=チクショー!」だ。

    その「チクショー」が訛って「クソッ!」になったと考えると作品のキャラクター、個性と捉えられる。そう考えると、コウメ太夫サミュエル・L・ジャクソンに並ぶマザーファッカーの名手だ。

 

 一見、不快なものでも「知ること」は大事だ。

 駄作と言われている映画も、世界史の名前だけの大事件も、今現在起こっている世界の危機も、SNSで流れてきた簡単な言葉でベラベラ語ってはいけない。

 自分の口で発するのであれば、大人でも勉強して、自分の見解も踏まえた上で理解しないと世の中は悲しい。

 そして、分からないことは潔く「分かりません」と降参するべきだ。新しく物事を学べるきっかけになる。

 

 そして、もうひとつ。

 

 こういうことを平気でベラベラ喋らない方がいい。

 気づかない内に聞いてくれている相手がイライラし始めるから。

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【本日の映画】
ドゥ・ザ・ライト・シング (字幕版)

ドゥ・ザ・ライト・シング (字幕版)

  • 発売日: 2014/01/01
  • メディア: Prime Video
 

監督・脚本・主演:スパイク・リー

出演:ダニー・アイエロ、オジー・デイヴィス、ルビー・ディーなど
制作:1989
スパイク・リーが脚本・監督・主演を務めた社会派ドラマ。ブルックリンの黒人街ベッドフォード・スタイヴェサントを舞台に、さまざまな人々の日常を追いながら、アメリカ社会が抱える人種問題を描く。
 
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