鷲尾翼のブログ

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【エッセイ】#66『SNS』

 最近、悲しいニュースが多い。それに加えて、今まで使っていたニュースアプリのサービスが終了して、今のところSNSで世間の出来事を知ることがほとんどだ。

 そんな生活がひと月が経とうとしているが、やはり僕はSNSが苦手だ。

 

 僕が思うSNSの特徴として「自分アピール」がある。他の人と交流するために過剰に自分をアピールしているのが、未だに恐怖で精神的に参る瞬間ばかりだ。

 時に人を批評して、時に悲しいニュースを利用して「私は…」と綴る時もある。以前の僕はそれを「世間の声」と捉えていたが、結局それは匿名でルール無用のアピール合戦だと気づいたときは、これからの時代に対するSNSへの期待を感じなくなってしまった。

 

 僕は音楽家、文筆家、画家とクリエイティブな活動を職業にしている。だが、今の時代SNSを利用しないと正直売れない。なので、僕はTwitterやインスタグラムなど複数のSNSを使い自分の活動をアウトプットしている。きっとこのエッセイを読んでいるのもSNSの力だろう。

 しかし、僕は何度も言う。SNSが苦手だ。

 

 理想はTwitterもインスタグラムもしたくない。僕の活動を支援してくれるスタッフに自分の活動をSNSで知らず知らずに投稿してほしい。エッセイや映画感想などの文筆業は雑誌で連載をすればこうやってブログで書かなくてもいいし、過度に売れることを考えなくてもいい。

 また、「SNSを見る」という行動も一日の生活の中で多い。数分の暇つぶしには最適かつスマホがあれば気軽に出来てしまうことが最大の要因だ。しかし、SNSを見終わると毎回時間の無駄使いを感じてしまう。

 なので、SNSなんかやりたくない。触れたくもない。

 

 僕は22歳で言わば「若者」だ。

 これは僕の偏見だが、若者はSNSが大好きだ。SNSが得意な人は、発する言葉も素直で説得力もあり、自分が生み出す表現力もアピールできる。また、世間の声も上手く吸収して精神面を時にコントロールしたりする。

 その反面、電車に乗っている時に学生やカッコつけた服装の人がSNSを食らいつくように見ていると「中毒」にも思える。

 そう考えると、僕みたいなSNSが苦手な人は世間にとってはどんな位置にいるのだろう。

 

 僕は学生時代、生き苦しくなるほど虐めにあったり、環境に馴染めなかった。なので、自分の職業柄もそうだが、「仲間外れ」という意識が今でもある。

 不慣れな環境で苦手なことをして、周りと比べられて、標的にされ、居場所がなくなる。

 職場でも、学校でも、家庭でも、この理不尽な環境が生まれる。それをコンパクトにしたのが「SNS」だ。

 

 やはり、僕はSNSが苦手だ。

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