最近、過去に読んだことがある本を読み返したり、スマホやタブレットに残したメモを遡ってみることが多い。
そんな中この言葉を目にした。
『2か月に1回は改善しなさい』
この言葉はあるビジネス本の一つで、その本を簡単に説明すると「年収2億円の人がやっていること10選」みたいな感じだ。実は、そういう本が僕は好きで、書いてあることに影響を受けやすい。中にはこの手の本に「胡散臭い」などの否定的なイメージを浮かぶ人もいる。僕もその意見に共感して一時期本を読めなくなったこともある。
もっと言うと、今がその状態だ。自分の活動エネルギーが無くなり、五月病のような状態で新たな活動に進めない、憂鬱でピンチなのが現状だ。
そんな時に、あの言葉を目にしたのだ。
この「改善」という言葉の意味は、自分の活動におけるマイルールのことだ。仕事の進め方はもちろん、周りの飲み物や仕事を行う時間、休憩のタイミングなどある種のルーティンを2か月に1回改善、見つめなおすことが重要らしい。
しかし、僕はここでやる気が起きない。
僕には何となくだが、仕事を始める前のルーティンが存在する。
ほとんどはYouTubeなどのスマホいじりに飽きた不意のタイミングで突然始めるのだが、喫茶店やカフェなどでの作業の前にはYMOのアルバム「パプリック・プレッシャー」に収録されている「RYDEEN」をじっと聞いてから作業に入るという不思議なルーティンがある日突然出来てしまった。
これが悩みの種で、普通「12時になったら…」「あと5分したら…」など綺麗な時間でのスタートを切りたかったりと、ルーティンとは言わないがある程度の心地よさを求めて作業に取り掛かる場合があるはずだ。しかし、僕の場合「YMOのあの曲を聴かなきゃスタートできないな…」になってしまう。
当然だが、日常生活の中に自然にYMOの「RYDEEN」がかかるわけがない。自分で音楽をかけるという工程をやり遂げた上でスタートラインに立てるわけだ。
実際、このエッセイを書いているわけだが、全然頭は動いていないし、この後の行動に動けるか心配だ。なので、ここで「やることリスト」を書いて自分を鼓舞しようと思う。暫しのお付き合いを。
エッセイの執筆、エッセイ用のイラスト、ラジオの台本構成・収録・画像素材作成・YouTubeにアップロード・放送後記執筆、映画鑑賞を頻度を調整、洗濯、ゴミ出し、活動を改善・リニューアル、作曲、ギターの練習ノート作成…
これらのことを、ここ1か月頭の中で考えようとしていた自分がバカだ。人間は思ったより器用じゃないことは身をもって知っているはずなのに。けど、これらの行動は全て自分にとっては必要で、損をするようなことはない。
そのために僕は、これから「RYDEEN」を聴くのだ。
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