鷲尾翼のブログ

ここがSMAPっぽいんだ!/「I see...」乃木坂46

 ある日、こんなことがTwitterの話題を集めた。

 

 「乃木坂46の『I See...』がSMAPみたい」

 

 文章だけ聞くと、「平井堅の歌声を高くすると一青窈になる」とか「ビートルズのある楽曲を逆再生すると違うメッセージ」みたいなエンタメ都市伝説なことかと思ったが、乃木坂ファンとSMAPファンの拡散力もあってかその日のTwitterのトレンド(ランキング)では「SMAP」や乃木坂関連の言葉がトップを占めた。

 

 

「I see...」を作曲した人は誰?

 試しに聴いてみた。

 

 確かにSMAPっぽい。Twitterに流れていた音程を低く加工してSMAPっぽくしたバージョンも聞いてみたが、本当にSMAPの楽曲みたいだ。

 

 TwitterYouTubeで「ここがSMAPっぽい!」とコメントしている人も多く、近年の音楽シーンでこういった流行り方をした楽曲はほとんどない。それに加えて結果的に平和な形だ。

 

 こうなると、「I see...」の作曲者が気になってくる。

 調べると「youth caseユースケース)」という二人組の音楽ユニットらしい。この二人が作曲した楽曲は、案の定ジャニーズに楽曲提供した曲が多かった。

 しかし、ジャニーズといっても「SMAP」ではなく「嵐」だった。有名な曲だと、「Love so sweet」「One Love」「5×20」など嵐にゆかりのある作曲家だ。


 このことから次のことが言える。

 「作曲家がジャニーズにゆかりがあるため、SMAPも含めた『ジャニーズ感』が楽曲に反映された」

 

僕が思う『ジャニーズ感』

 では、これからは先ほどの『ジャニーズ感』に焦点を当てて、楽曲分析をしていこう。分析というよりかは、早押しクイズのように「あっ、今のジャニーズっぽい!」みたいな感じだが。

 

 まず、合いの手がジャニーズを感じる。

 サビでは「wow wow wow」「Yeah Yeah Yeah」を使ったり、アウトロでは「Wish Baby wow wow wow」がジャニーズ感、特にSMAPっぽい。

 

 これはTwitterで見かけて「なるほど!」と思ったことなのだが、サビの「wow ...」と「Yeah ...」と、SMAPの名曲「青いイナズマ」のイントロがそっくりなのだ。

 というより、極論「I see...」が「青いイナズマ」みたいだ。

 「青いイナズマ」をかけながら「I see...」の振付が踊れそうなぐらいシンクロ率が高い。

 

    次に、間奏のサックスがジャニーズ、往年のSMAPに感じる。

    80年代後半から90年代前半にかけたJ-POPは歌謡曲と呼ばれ「懐メロ」の愛称で言われるほど時代風景が音楽に反映されていた。ここで言うサックスの影響は「チェッカーズ」が近い。

 

    あのしゃがれたロックを表現したサックス、サックス以外でもあの雰囲気が歌謡曲を感じさせる。

 

     そんな歌謡曲の影響も同時期にデビューしたSMAPにも反映されている。特に「SHAKE」のイントロがしゃがれた歌謡曲を感じる。


 

    改めて「I see...」の間奏を聴いてみると、今までの似てる流れから確信に変わるぐらい重要なSMAP要素のひとつだ。

 

    
    四期生の歌声が元々低いことが『ジャニーズ感』に繋がったと思う。

 四期生とは乃木坂46に2018年末に加入した16名のこと。

 

 そのことを踏まえて歌声や曲調の比較をしていこう。

 参考に20thシングル「シンクロニシティ」の歌声を聴いてみよう。

 透明感のある女性らしい歌声が印象的だ。この歌声を聴いたら「乃木坂46だ!」と答えれる人も多いはずだ。

 

 それに比べて四期生が歌う「I see...」を聴いてみると…

 

 曲調はパッと光が差したような明るいものだが、歌声が低めだ。

 低いというより「無理してない歌い方」をしている。

 

 喉を筋張らせてまで裏声を使ってないし、熱唱といえるほどの熱量もない。

 この本来女性らしい歌声で歌えるところをフラットに歌うことで中性的な印象を与え、結果的に「SMAPっぽい」に繋がった。

 

「I see...」のここがスゴイ!

 僕は以前から乃木坂46の楽曲を聴いたり、乃木坂46冠番組「乃木坂工事中」を毎週録画したりしている知らない人よりやや知っているぐらいの人間だ。

 「制服のマネキン」や「インフルエンサー」なんか高校生の頃に好きな音楽として登下校の間に何度も聴いていた。


 その中でもこの「I see...」は個人的な乃木坂ランキングでトップクラスに入るぐらい好きな曲だ。

 楽曲分析は先ほどまで散々してきたので一人のリスナーとしての感想を話すのが妥当だろう。

 

 このブログを書きながら何度も聞いて思ったことは「疑似的にファンの気持ちになれる」ことだ。

 僕は性格的に誰かのファンになることが出来ない。好きなミュージシャンのライブに行っても隣のファンの熱狂っぷりと自分の好き度合いを比較してしまい、冷めてしまうことがある。

 けど、好きな人を調べることは好きで「この人を知りたい!」と深く突き詰めすぎると、結果的にストーカーになってしまう…。

 なので、僕は生涯を通して誰かを好きになれない人間なのだ。

 

 そんな僕がこの曲を聴いていると、サイリウムを持って応援しているイメージが沸いて来る。

 よく「踊りたくなる!」とか「歌いたくなる!」みたいな衝動的な気持ちになる曲もあるが、この曲はそうではなく、ただ座って穏やかな気持ちでリズムをとって応援したくなる楽曲だ。

 

 そして聞き終わると高揚感を感じる。

 あと、シンプルにMVが好き。傾向的に選抜曲以外のカップリングMVは発売期間を過ぎるとショートバージョンに変わっちゃうので、見るなら今だ!

I see...

I see...

  • 発売日: 2020/03/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

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 最近乃木坂46のメンバーを見ていると「可愛い!」と思う瞬間が多い。

 感情がない僕からしたらかなりの変化なのだが、これが世間の「普通」なんだろうな…

 

 

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