鷲尾翼のブログ

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King Gnu

 僕がこのブログを立ち上げてすぐの頃に、King Gnu「白日」を題材にした記事を書いたことがある。


 今でこそ大好きなバンドだが、記事を見る限り未知のバンドの葛藤がリアルタイムで進行している様が読んでいて思う。

 きっと若者恐怖症特有の「みんなが好きと言っているバンドとは距離を置きたい」という禍々しい感情との戦っていたのだろう。

 

 それから、King Gnu井口理のオールナイトニッポン0(ゼロ)をポルノグラフィティの楽曲を勝手に歌うスペシャルウィークの企画から聞き始めたり、白日を覚えたてのMP3ダウンロードで買ったりと徐々に徐々にと、King Gnuの沼に入っていった。


 そして、King Gnuの楽曲の記事をさらに2つ書いたとき素直にこう思った。

 「僕…King Gnu、好きじゃん!」

 

 今までの若者恐怖症の葛藤はいつしか何と戦っているのか分からない、そんな葛藤をしている自分に自問自答しているような状況にやっと気付かされた。

 この素直な感情になったとき、AmazonKing Gnuのアルバム「Tokyo Rendez-Vous」と「Sympa」を衝動買いをしてしまった。

Sympa(通常盤)(特典なし)

Sympa(通常盤)(特典なし)

 
Tokyo Rendez-Vous(特典なし)

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 ※上記のリンクはAmazonアソシエイトを使用しています。

 

 この衝動は自分にとってとても好転した買い物だった。特に「Tokyo Rendez-Vous」はアルバムを通しで何度も何度も聞くほどお気に入りのアルバムになった。

 そして、10月11日に新曲「傘」のリリースを今か今かと待ちわびるところで、僕のKing Gnu履歴は幕を閉じる。


 長々と語って申し訳ないが、ここからは何度もKing Gnuの楽曲を聞く上でますます好きになってる楽曲をいくつか紹介する。

 

 まず、「Flash!!!」から。

 

 「Sympa」3曲目に収録されている楽曲で2分43秒と比較的短めだが、ライブをイメージした楽曲ともあってMV諸共かなり刺激的なものだ。

 「刺激的」という言葉には色々意味がある。例えば、風船のようなものを爆発させた様子も刺激的だ。

 しかし、この楽曲は風船というある程度の楽曲のイメージを割らずに、風船の中で暴れ狂っているようなイメージだ。

 

 また、この楽曲が好きになったもう一つの要因として、「ドラムソロ ver.」という主にライブで披露される際のアレンジバージョンの動画を見たことだ。

 

 この動画を最初見たとき、何が起こっているのか全く分からなかった。

 リズムを刻んでいるのは分かるのだが、突然複雑になったりと統一性もなく、最初ライブだけで披露しているジャズのようなアドリブなのかと思った。

 しかし、ベースとギターが合流することで一気に化けの皮が剥がれていく恐ろしさすら感じた。

 何なんだ、このバンドは⁈

 

 次に、「あなたは蜃気楼」へ。

 

 「Tokyo Rendez-Vous」の3曲目に収録されている楽曲で、この曲は気づいたら「あーなたーはしーんきろー」と口ずさんでいて、逆に楽曲の逆探知をしてしまった個人的に不思議な楽曲だった。

 この不思議とお気に入りの楽曲になったわけだが、この「不思議」を当時は「何か…好きだな…」ボヤっとしたまま聞いていた。

 そんな時に「King Gun特集」という動画を発見した。

 

 数々の著名人が「King Gun」という突如現れたミステリアスなバンドについてのエピソードを語っている。

 その中でシンガーソングライターの家入レオが「あなたは蜃気楼」についてこう語っている。

 

 「めちゃくちゃ新しいことをしているけど、日本人好みのキャッチーさ・懐かしさがある」

 「新しいけど、古き良き日本」

 

 なんて適切な言葉なんだ。

 家入レオは動画内で「歌謡曲が好き」と言っているが、まさに自分も80・90年代、下手したら60年代の歌謡曲を学生時代好んで聞いていた。

 この自然と刷り込まれた古き良き日本を「あなたは蜃気楼」を聴いたときに、心地よさとして無意識に受け入れたのだろう。

 

 最後に、「Tokyo Rendez-Vous」へ。

 

 アルバム「Tokyo Rendez-Vous」の表題曲でもあるこの楽曲は、中毒性のある楽曲だ。

 個人的にKing Gnuの特徴として「拡声器」「泥臭さ」「革命家」が上がる。

 ボーカル・ギターなど担当の常田大希の歌声に「拡声器」というフィルターを通した楽曲が多い。先ほどの「あなたは蜃気楼」や新曲「飛行艇」が例のひとつだ。

 また、King Gnuのカッコよさはイケメンのようなビジュアルのカッコよさより、野心溢れる泥臭さを魅せるカッコよさを感じる。

 なにより、今までのJ-POPをブラッシュアップして、新しい音楽として確立してしまった「革命家」としてのカリスマ性が今日に至るのだろう。

 

 この曲はそんなKing Gnuを表している「プロフィール」のような楽曲だ。


 他にも「Slumberland」「It's a small world」など好きな曲は多いのだが、一番の衝撃は、発見が多いことだ。

 僕自身未だにアルバムを聴いて、今までノーマークだった楽曲が急に好きになったり魅力に気づいたりすることが多々ある。

 

 僕はKing Gnuの過去に弄ばれている身だ。しかし、もう少ししたら新曲「傘」のリリースが待ち構えている。

 …僕はまだ逃れられないようだ。

 

 

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【今日のひとこと】

そろそろ寒くなってきました。

布団を出すか、出さまいか。悩みます。