昨日、サザンオールスターズが東京ドームで自身初となる6大ドームを含む全国ツアー『サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」』(11ヶ所22公演)の千秋楽を迎えた。
40周年を迎えたサザンオールスターズは、衰退の気配もなくエネルギッシュな姿を見せてくれる。あの姿に励まされ活力にしていた人もいる。おかげで、老若男女を巻き込む化物バンドとなり、これからも進化を止めないだろう。
この曲は物心がある頃から歌詞も分からないまま口ずさんでいた記憶がある。僕の中には少なくとも体の5%はサザンオールスターズで出来ていると思う。特に電車で片道30分かけて通っていた高校時代は、暇さえあれば耳にイヤホンを刺してサザンの曲をずっと聞いていた。
聴くたびに好きな曲も多くなり、変な言い方だけどサザンの沼に肩までしっかり浸かっていた。特に「キラーストリート」はめちゃくちゃ聞いた。
「彩~Aji~」「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~」「BOHBO No.5」と改めて聞くと異色のサザンが聞ける曲だと思う名盤だ。

- アーティスト: サザンオールスターズ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2008/12/03
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
本題に移ろう。
この曲の発売年は1978年。その当時のヒット曲といえば山口百恵の「プレイバックpart2」や渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」それまでのフォークソングとは違うキラキラとした歌謡曲が目立つ年でそっから80年代、90年代のJ-POP文化が進んでいく。その中でも「勝手にシンドバッド」は異色な存在だった。
まず、早口で歌うのが特徴だ。
この曲の制作秘話を聞いたことがあるが、曲先行で口の気持ちよさ優先で歌詞をつけていったらしい。なので、歌詞の意味はない。「今何時?」なんか、こういう手法じゃないと出てこない歌詞だ。
このことからサザンオールスターズを「日本語ロックの先駆者」という人も多い。
そして、桑田佳祐が狙っているか分からないがライブ向きの楽曲だということは言うまでもない。
「今何時?」のコール&レスポンス、「ラララ…」で一緒に歌うシーンがCDの音を聴いているだけでも情景が浮かぶ。ライブならなおさらだろう。
今朝、サザンオールスターズのライブ千秋楽のニュースを見た。その時に演奏していたのが「勝手にシンドバッド」だったが、僕が見てきた中で一番観客を巻き込むエネルギッシュな数秒を見た。
見てない人は、ここ数日のエンタメニュースをチェックしてほしい。

- アーティスト: サザンオールスターズ,桑田佳祐,トミー・スナイダー,小林武史,門倉聡,斉藤ノブ,リアル・フィッシュ,片山敦夫
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1998/06/25
- メディア: CD
- 購入: 12人 クリック: 136回
- この商品を含むブログ (176件) を見る
※上記のリンクはAmazonアソシエイトを使用しています。
それしても、40年という年月はどう考えてても長い年月だ。
40周年、おめでとうございます!
【告知】
毎週土曜日21時にYouTubeでラジオ番組「鷲尾翼の青い電波塔」を放送してます!
詳しくは下記のリンクから!メールも募集しています!!!
【関連記事】
【今日のひとこと】
いつもアイスコーヒーの飲みながら作業するのですが、安いコーヒーはハズレだと一口目で分かってしまった後の残りって…。