映画「ボヘミアン・ラプソディ」のDVD・Blue-rayの発売がいよいよ4月17日、明日に迫った。
僕は映画館で見て、周囲の感想の「もう一度見たい!」という意見を十分に理解した。というのも、僕はQueenのファンではないし、曲も何曲か知らない新参者だった。けど、何かテレビやラジオはずっとこの映画の特集で軽い気持ちで見に行ったのを覚えている。
けど、見終わった後Queenを欲している自分がいた。これがもう一度見たい理由なのだろう。その後、帰りの電車を待つ間「ボヘミアン・ラプソディ」のサウンドトラックをAmazonでポチった。
僕からの簡単な感想としては、「Queenをそんなに知らない人はこの映画は『Queenの教科書』であり、Queenファンの人は『また帰ってこれる場所』になる」と思った。
初めて映画を見て、Queenを知った身としては「これがQueenです!」と厚みのある説得力で言われているみたいになったし、往年のファンからしたら映画に映るフレディを求めていたと思う。
なにより、今回発売されるDVD・Blue-rayでは映画のクライマックスでもある「ライブ・エイド」のシーンの未公開も収録される。
一度見た人もこれからの人もこれは買いだ。
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ボヘミアン・ラプソディ 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2019/04/17
- メディア: Blu-ray
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今回題材にする曲はまさしく、この「ボヘミアン・ラプソディ」で知った曲である。この曲が映画館特有のドでかいスピーカーから重厚なサウンドとして流れた時、一気にときめいた。
この曲、最大の特徴はシンプルかつ見事なベースのリフだ。
しっかりとしたドラムと共に、決して複雑じゃないシンプルの極みであるベースが最高だ。また、一曲のほとんどでこのベースの音が繰り返されるため、聞く側もリズムに乗りやすい。
この曲の構成は、ベース、ドラム、ギターに少々のエフェクトを加えただけとかなり省エネだ。それだけで、あのグルーヴが生まれる。Queen流のブラックミュージックとも言えるだろう。
Queenの特徴でもあるフレディ・マーキュリーの暴動的な魅力もこの曲にしっかり生きている。この曲題が「地獄へ道連れ」まさにフレディが地獄の底で叫んでいるように歌う。
けど、フレディ・マーキュリーの歌声は曲ごとにメッセージ性を変えて伝えていく。フレディが持つ底知れぬ魅力がQueenの根強い人気に繋がっていく。

Bohemian Rhapsody (The Original Soundtrack)
- アーティスト: クイーン
- 出版社/メーカー: Virgin EMI
- 発売日: 2018/10/19
- メディア: MP3 ダウンロード
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映画を見た人はYouTubeに転がっている本家の「ライブ・エイド」を見てほしい。役者の動きはもちろん、小道具やスタッフの位置まで忠実だ。
この映画は偉人のモノマネ映画じゃないことを強く伝える。
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